2020年無駄使いの総額と買ってよかったもの

昨今、YouTubeなどでよく見かける「○○年買ってよかったものランキング」みたいな動画や記事。真偽のほどはわかりませんが、こういった内容のコンテンツはかなり稼げるという噂をよく耳にします。確かに、好きなYouTuberやブロガーがどんなものを使っているのかはつい見てしまいますよね。

テレビの時代から「カバンの中見せてください」みたいなものはよく見かけますが、買ってよかったもの系も同系統で、うまいこと人間の好奇心をくすぐったコンテンツだなあと思います。

そういうわけで、アクセス数しょぼしょぼの当ブログでも今年買ってよかったものを紹介する、という遊びをしてみようと思い立ったと同時に、果たして、このコロナ禍の中、自分がどれだけECで買い物したのか、も気になったので、集計しつつ記事にしてみました。

今現在は更新が不定期なこともあり実現できていませんが、ゆくゆくはこの記事をきっかけに、アフィリエイトでチャリンチャリン&ウハウハ生活を目論んでいます。

2020年ECサイトで買った総額91万円也

厳密に言うと、amazon、楽天、サウンドハウスの3サイトでの総額。他にもZOZOTOWNやらロハコやらニトリやらでもいろいろと購入してますが、集計が思いのほか面倒くさく、途中で疲れてしまったので、とりあえず3サイトのみです。具体的には以下のとおり。

サイト商品数金額
amazon238¥410,059
楽天23¥88,834
サウンドハウス42¥415,164

3サイト合計で¥914,057。91万円って聞くと「多ッ!」って一瞬思いますが、一年間で買った楽器・デジコン・雑貨の総額って考えるとそうでもない気もしてきます。こうやって見てみると、amazonは数は多いものの、こまごまと買っていてるので単価が低く(¥1,723)サウンドハウスは楽器系なので、当然ながら一回一回の金額が大きめ(¥9,885)。まあでも世の中には一発で50万円とか100万円のギターをポンと買っちゃうお兄さんお姉さんもたくさんいるので、自分の買い物はかなり可愛い方だと思う。そう自分に言い聞かせる。

ちなみに一番高い商品は、フジゲンのベース Neo Classic NJB10RAL 3 Tone Sunburst(¥85,360)で、一番安いのはコンセントを3ピンから2ピンにするアダプター(¥150)。どちらもサウンドハウス。

というわけで、ここからはチャリンチャリン&ウハウハ生活を夢見て、2020年買ってよかったものを紹介します。

買ってよかったもの

DW 9002PC ツインペダル

DWツインペダル9002PC

特別定額給付金で購入。それまで使っていたペダルがPearlのP-101Pという化石名機だったんですが、20年近く使ってきたこともありさすがにガタが来ていたのと、もともとキックが弱い自分としてはとにかく踏み込みが軽くてなおかつ音が大きいペダルというものを探していたので、せっかく国から10万円をいただけるというこのタイミングで買い替え。

結論としては、最近の(&新品の)ペダルはこんなに踏みやすいのか!と軽い衝撃を受けました。ビーターは少し重みがあるものの、踏み込み自体が軽いので全く気にならず、かつ踏み込んだあともフットボードが吸い付くように返ってくるので、細かいフレーズもかなりラクに演奏できます。

可変カムになっているので、真円・偏心どちらにもすることができるなど、微調整もかなり細部までできる仕様になっており、自分だけの最適なセッティングを見つけて、自分にぴったりのカスタマイズをすることも可能です。かなり細かいところまで調整できるので時間はかかりそうですが。

正直ツインじゃなくてシングルペダルでもよかったかな、とも思うのですが、まあそこはそこ。僕もいいおじさんなのでツインペダル健康法をとりいれていくということで永く愛用していきたいと思います。

VOX amPlug2 Bass ベース用ヘッドホンアンプ

VOXamPlug2Bass

シールドジャックに直接挿すタイプのヘッドホンアンプ。ギター版も多数あり、ギタリストには定番のアイテムではあるものの、まだ持っていなかったので前述のフジゲンベースと一緒に購入。

そしてこれが大正解。自分はギターやベースがもともと専門ではなく、そこまで頻繁に練習するわけではないので、たまにアンプから音出しをする際には、毎回、アンプをしまっている棚から出してきて、コンセントをつなげて、シールドをつなげて、とやっていたのでかなり面倒くさかったのですが、これを買ってからは

これをベースに挿す→これにヘッドホンを挿す

という夢のようなお手軽2ステップで済むので、音を出すまでの手間がマジでラクチンになりました。ヘッドフォンからの出音も練習する分には特に問題がないので、ズボラなギタリスト、ベーシストには超オススメです。

音色も変えられますし、リズムマシン機能もついているので、ちょっとした練習にはほんとオススメです。何より3,000円以下で買えるというのがマジ神。

MACKIE Big Knob Passive

MACKIEBigKnobPassive

電源不要のパッシブモニターコントローラー。2台のスピーカーを切り替えるために購入。自分の場合は、メインモニターとして使っているPRESONUSのEris E3.5とリスニング用のパッシブスピーカーを切り替えるのに使用しています。

2台のスピーカーを接続でき、入力も2系統なので、自宅DTMer的には必要十分なんじゃないかと思います。DIM(コントロールルームとかと話す時用に音を小さくするやつ)・MUTE・MONOスイッチも付いていて、最低限の機能は備えている感じ。

とはいえパッシブ型というのは、基本的には、そもそもの素の音量を「どれくらい絞るか」という方向で制御するものらしく、このコントローラーの音量MAXの状態でも、オーディオインターフェイス直でスピーカーに接続した音量よりも小さいとかなんとか。

そのせいか、ボリュームを絞ると微妙にギャングエラー(左右のバランスがおかしくなる現象)が起きるのですが、小さいボリュームで出力したい場合は、モニター自体の音量を直接下げればいいし、このコントローラー自体のツマミを9時以下の状態で使うことはほぼないので、基本的には問題ないかな、と思います。それよりもひとつのノブで複数モニターを管理できるので、かなり作業的な手間が軽減されました。

アクティブのほうが音質面や音量面では良いのかもしれませんが、電源がいらないというのは、何かとコンセント不足に悩まされがちな自宅DTMerにとってはかなりメリットだと思うので、それも含め自分の環境に合ったものを選ぶといいと思います。

Anker PowerWave II Pad

ANKERワイヤレス充電器

ここからはガジェットまわりを2点ほど。まずは、もはや定番のワイヤレス充電器。

毎晩寝る前にiPhoneを充電するのですが、毎回ライトニングケーブルを抜き差しすることに、ある日ふと面倒臭さを覚えてしまい、どんなもんなんやろ?の精神で購入。

自分はiPhone11 proを使用していますが、問題なく充電できます。置く場所によっては認識しないこともあるので少し注意が必要ですが、毎回抜き差ししていた手間に比べれば全然ラクです。

まあ、ワイヤレス充電器を使っている人なんて世の中にいっぱいいますし、今更感満載なんですが、とりあえず紹介。

それにしてもAnkerの商品を買うと付いてくるあの網タイツみたいな袋、もっと違う素材に変えてくれんかな。

謎の中華製(?)スマホ三脚

中華製の三脚

アマゾンに有象無象存在する中華製メーカーの商品、自分は基本的に買うのをできるだけ避けているのですが、これは当たりでした。

他の商品を使ったことがないので他との違いはわかりませんが、とにかくコンパクトで軽量。収納時には40cmくらいまで短くなるこの商品は、持ち運びを考えるとかなりラクだと思います。

また、脚を伸ばすと120cmくらいにはなるので、高さ的にも十分。付属のリモコンはまだ全然使用していませんが、あんま期待してません。

自分は主にドラムの撮影に使っているのですが、置くポイントによっては、バスドラムの振動でも動かないので重宝しています。

まとめ

というわけで5商品ほど紹介しましたが、この5商品に共通するのは「ラク」ってことですかね。よく「時間を金で買う」みたいな事を言いますが、「苦労を金で回避する」というのも大事だな、と思いました。ちょっとしたお金でラク(=幸せ)が買えるならこれからも全然お金を落としていきたいと思います。

2021年は脱amazon計画を実行するべく、とりあえず楽天カードでも作っちゃおうかしら。もしamazonで買った41万円分をそのまま楽天で使っていたら、それだけで2万円分くらい?のポイントが付いていたかと思うと夜も眠れなくなってしまうので考えないことにします。